犬
グリンチ
年の瀬、世も末、クリスマスが終わったけどクリスマスを題材にした映画を観てきた。
今回の鑑賞目的は「犬」です。鑑賞するに至った理由は好きなケモナーがグリンチに出てくるらしい犬を絶賛してたからです。オタクの萌えに対する追求心をとことん信じて生きていきたいと決意を固められる映画でした。目的の欲求は満たされたのでよかった。
ザックリ評価
お話作りはチープでわかりやすい。むしろ長年こじらせたものをこんなにキレイに払拭できるわけないょ〜〜〜って気持ちになる現実感を削いだ映画だったけどそれが本題だとは思わなかったのでそこまで重要視してません。ストーリーは多分、個人的な主観としては、添え物だと思います。この映画の勝負どころは、画面芸術と視覚の満足度となんとなくそれっぽい多幸感を与えることとキャラクターの魅力が主。
特にキャラクターの魅力の伝達力がすごくて、近年よく存在している作品だと「ストーリー性の中で動いていくキャラクターたちに愛着を持ってもらえると相対的にそのキャラクターが生きてる世界のストーリーも愛してもらえる」構図が多いのですが、グリンチは「ストーリーの評価制を完全に捨て」て「キャラクターの独立した魅力」で勝負してた。それがすごかった〜
それができるのって並並ならぬ個への執着だと思うので、グリンチのキャラクターひとりひとりには度を越したフェチシズムを感じました。その最もたる例が犬 とにかく犬
あたしは犬が可愛すぎて涙がちょちょぎれた。犬の変態になっちゃう〜!って危機感も感じた。あとトナカイもわりと犬だった
音楽のアレンジが超イカしてて最高のヒップホップなので聴いて〜〜〜〜!